以前PEXA電子決済について過去のブログで書いたことがあります。一通りの説明はこちらから。
先日、PEXA利用で決済を行いました。従来の手続きとの大きな違いと利便性は、以下になります。
1. 決済出席
従来:立会い、または遠方の場合は決済エージェントを利用
PEXA:オンラインのみ
従来は双方弁護士(または決済エージェント)の立会決済のため時間を要しますが、PEXAの場合はオンラインのためコンピュータ―画面を前に決済ができ、大きな時間節約になります。
2. 決済額の受け取り
従来:銀行小切手の受け取り
PEXA:決済直後電信送金
従来は、銀行小切手で決済額の受け取りですので、決済後、クライアントの口座へ銀行窓口で振込作業が発生し、また小切手がクリアーになるまで平日3日程時間が掛かります。
これに対し、PEXAの場合は、電信送金ですので、豪州4大銀行の口座の場合は、決済直後クライアントの口座へクリアーファンドで着金となります。
PEXAはオンライン上状況確認が常にできるため、従来によくある誰かが書類用意不足で決済時に決済ができないということも無くなると思いますし、何より売り手クライアントが決済額を即受け取れるシステムはクライアントにとって何より好都合だと思います。